中学受験の願書

中学受験をする際にまず必要なものと言えば、願書です。願書を提出しなければ、中学受験をすることは出来ません。そこで、どう書くかが問題になってくるわけです。

中学受験において、願書は親が書くことが多いようです。志望動機なども、親の希望を書く場合が多く、この場合、中学受験をなぜ子供にさせるのかということを願書に記入することが一般的とされています。しかし、中学受験は子ども自身がするものと考える場合、子供がその動機を願書に書くことも、印象に残す方法として使うこともあるようです。しかし、この場合には、綺麗な字を書かせることが必要です。字が読めなければ、いくら子供が書いても読んではもらえません。ですから、子供の字があまり綺麗ではない場合には、親が子供に受験をさせたい気持ちを書くことをお勧めします。

また、願書には勿論写真を貼らなければなりません。そのときの格好は、派手なものでなければ、かしこまらなくても大丈夫だそうです。一般的なものとして、男子ではボタンダウンにカッターシャツ、Vネックセーターなどで十分です。女子でも同じように、ブラウスやカーディガンにプリーツスカートが一般的とされています。そして、願書に貼ったこの格好で、中学受験の際の面接に臨むのが良いそうです。

このように願書は中学受験において大切なものですから、その書き方を塾などでも教えてくれるそうです。また、中学受験における願書のマニュアル本なども出ていますので、迷ったときには参考にすると良いでしょう。

中学受験における面接

中学受験における面接は、最近は減ってきているようです。しかしまだ入試に加えている学校も、大学付属校を中心にあるそうです。そういった面接を行っている中学受験に対しての対策として、事前に受験する中学が面接を行っているかどうかの情報を得ることも必要ですが、面接時に受け答えが出来るかどうかも重要になってきます。そこで、中学受験の際の面接の練習をすることが必要になってきます。練習は塾でも行っているところがありますが、マニュアル本や、DVDで実際に受け答え出来る練習ソフトも出ています。そういったものを利用して、子供が面接時に緊張して受け答えが出来なくなるのを防ぐことも、中学受験に対しての親のサポートとして必要でしょう。

また、中学受験の面接で聞かれることは、志望動機や好きな科目など、願書の内容を聞かれることが多いようです。そうした場合に、内容が違っていると困ります。ですから、願書をコピーして内容を確認すると良いでしょう。また、中学受験の面接の目的は、子供の人柄や合格した際の進学意志を確認するものです。その子供が入学してから支障なく生活できるか、また、併願している人に対しての意思確認によって、合格者と補欠合格を何人出すかのデータを取るために行われることが多いようです。ですから、中学受験などの面接では、直接合否に関わるということは少ないようです。

中学受験の面接には、子供だけのもありますが、親子面接というのもあります。また、集団面接の形を取っている学校もあるそうですから、そういった中で、雰囲気に飲み込まれないように、日頃から自分の意見を言えるように指導していくことが大切なのかもしれません。

中学受験における掲示板

中学受験にとって、情報は大切なものです。その情報を得る方法に、掲示板があります。塾の掲示板もそうですが、塾に通っていない人でも見られる中学受験の掲示板があります。それは、インターネットです。インターネットの普及により、たくさんの情報を手軽に得られるようになりました。ですから、家に居ながら、中学受験に必要な情報を、ネットの掲示板サイトで見ることが出来るというわけです。

中学受験におけるサイトの掲示板は、インターエデュというものがあります。このサイトは、受験専門のサイトで、中学受験だけでなく、高校や大学のものもあります。このサイトでは、学校の案内の掲示板としての役割のほかに、書き込みも出来るので、中学受験に悩む子供や親が、相談したり、情報を得たりすることが出来るようになっています。ほかにも、このようなサイトがあります。塾が作っているサイトも、中学受験の掲示板として、情報をたくさん流しています。また、関西の中学受験専門の掲示板や、私立中学受験の掲示板というように、いくつもの中学受験に関する掲示板サイトが存在します。

そういったサイトの中では、勿論中学の案内や入試の情報も公開していますが、中学受験における攻略法や、勉強法、塾の情報なども見ることが出来るのです。また、書き込みも出来ることから、中学受験において、どう勉強したらいいのか、どこの塾に通わせたらよいか、親として悩んでいることや、子供本人が悩んでいること、そういったことを、同じ悩みに苦しんでいる人達と共有し、励ましあうことも出来るでしょう。

帰国子女の中学受験

帰国子女の日本における中学受験は、大変だという声が多いようです。それは、現地で日本人学校に通っていても、日本の中学受験生のように、日本の情報や受験校の情報がダイレクトに入っては来ません。そのため、ハンディーを背負った形になってしまう恐れがあるのです。そのため、帰国子女の中学受験は難しいと言われています。しかし、最近は帰国子女の中学受験人数が多くなったため、学校の中には、帰国子女枠を設けて受験が出来るところもあります。そのための進学塾も、存在するのです。

帰国子女の中学受験が不利だと言われる原因に、国語が苦手な子供が多いということもあります。しかし、そういった苦手なものも、帰国子女の中学受験専用のコースや進学塾がありますので、それを利用すると良いでしょう。また、そういった進学塾では、受験中学の情報を教えてくれる説明会などもやっていますので、帰国子女にとっては、そういう情報は大切にしたいものです。更に、各学校でも見学会や説明会をしていますので、それに参加して受験に関する情報を得ることも、帰国子女の中学受験には大切なことなのです。

中学受験は、ある意味親の受験でもあるでしょう。ですから、親がそういった情報を得る努力をしなければならないのです。そういった現地では得ることが出来なかった中学受験の情報を得ることで、帰国子女というハンディーを埋めることが成功の鍵ではないでしょうか。

中学受験の進学塾

進学塾は、一般に塾と呼ばれていますが、中学や高校の受験に向けての講義をしている塾が、進学塾という位置づけがされているような気がします。そういった中で、中学受験のための進学塾も多くあります。

中学受験の進学塾にもそれぞれに特色があるそうです。その特色は、中学受験に関する、進学塾と中学校の関係にあるようです。こうした進学塾には、得意とする中学校があるようです。そのため、自分が行きたいと思っている中学校の入試問題と傾向が違うということも起こるそうです。中学受験において、同じ進学塾なのにこうしたことが起こる原因は、中学入試問題にあるようです。

中学受験の入試問題は、学校独自に製作されています。それは、学校の特色の表れとも言うべきものですが、その違いが、進学塾の得意、不得意の学校を生んだ原因と思われます。ですから、中学受験をする際は、その学校の問題特色と、その学校に強いところを知ることが大切だと思われます。それを知る情報として、過去の中学受験の合格率があります。進学塾では、こうした合格率を毎年出していますから、これを参考に、自分が受験しようと思っている中学の合格率が高いところを選ぶと良いでしょう。その際は、受験人数も参照して、合格率を参考することが、一番の確かな情報になるはずです。そうした確かな情報を得て、中学受験に備えることが大切なのです。